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末永さん(院生)の論文が掲載されました!

末永拓也さんの論文が掲載されました。
「外来COPD患者のlife-space assessmentに関係する因子」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sagapt/9/1/9_7/_article/-char/ja/

この研究は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者さんがどれくらいの範囲で生活できているか、生活範囲に関係する要素を調べました。
COPDは息切れなどで動きづらくなりがちな病気です。動ける範囲が狭くなると、家にこもりがちになり、心身の健康にも悪影響が出やすくなります。

研究の結果、歩く力や運動への耐容能が高い人ほど、広い範囲で生活できていることが分かりました。
つまり、「体力がある=外に出られる範囲も広くなる」という関係があるようです。

COPDの方が日々の生活をより元気に、広く活動的に過ごすためには、無理のない範囲での継続的な運動が大切であると考えます。たとえば、毎日10分でも歩く習慣をつけてみましょう。生活範囲の広がりと体力の維持につながる可能性があります。

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