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吉田さん(卒業生)の論文が掲載されました!

吉田禄彦さんの論文が掲載されました。
「要支援高齢者と要介護高齢者の身体機能と栄養状態に違いはあるのか 」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sagapt/9/1/9_23/_article/-char/ja/

研究対象:介護認定を受けた高齢者44名(平均年齢83.2歳)
評価項目:握力、膝伸展筋力、歩行速度、バランス能力(フルタンデム立位など)など
主な結果:フルタンデム立位の保持時間が、要支援と要介護を分ける要因であった。

介護認定を受けた高齢者の方々の身体機能と栄養状態の違いを調査しました。
分析の結果、要支援と要介護を分ける主なポイントは、フルタンデム立位(足を一直線に並べて立つ姿勢)の保持時間であることが分かりました。
つまり、バランス力の低下が要介護状態に関係している可能性があります。

これまで、筋力や歩行速度が注目されがちでしたが、バランスも重要であることが改めて明らかになりました。

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バランス力を維持・向上させるためには、日常的に簡単な運動を取り入れることが効果的です。

・片足立ち:壁や椅子の背もたれを支えにしながら、片足で立ってみましょう。
・足踏み運動:その場で足踏みをすることで、バランス感覚を鍛えることもできます。

体調に合わせて、継続的に行うことが大切です。
無理のない範囲で取り組んでみてください。
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